近況報告Recent report

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元最高裁判事による講義を受けました

この間、「最高裁判事から見た民事弁護のあり方を考える」という研修講義を受講しました。元最高裁判所裁判官(弁護士出身)の山浦善樹弁護士が、裁判所から見た弁護士の訴訟活動について、ユーモアたっぷりに、赤裸々な見解を披露されました。

特に、民事裁判において、弁護士は裁判官と対話する必要があるが、世間でいう「コミュニケーションスキル」は全く不要であり、「民事法廷」は、独自の決まり事がある特殊な空間であるというお話は、非常に興味深いものでした。

また、裁判所・裁判官の目線から、弁護士として意識すべき振る舞いなども指摘されており、今後の訴訟活動に大いに役立つお話でした。

山浦弁護士は、新民事訴訟法施行から20年が経っている中、「20年前の六法全書を使い続ける弁護士」(新しい法制度の勉強を怠り、使いこなせない弁護士)にはならないで欲しい旨強く語っていたのも印象的でした。

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