ご相談事例Case
夫が逮捕され、取調べを受けている最中ですが、まだ起訴されるかどうかは分かりません。このような段階でも弁護士に依頼するメリットはありますか。
はい。次の3つのメリットがあります。
被疑者の権利擁護
警察や検察での取調べの段階で話したことは以後の裁判で証拠として扱われます。さらに、自白を強要されたり、不利な証言をしてしまうことさえありえます。そこで、取調べの段階でも、事件の見通しを踏まえて、以後の対応を判断するには、弁護士によるアドバイスが不可欠です。
被害者の方との話し合い
被害者の方に謝罪などの真摯な対応をすることや、被害者の方と示談が成立することは、起訴をするか否かの判断材料の一つになります(もちろん、これだけが起訴されるかを決めるわけではありません)。しかし、逮捕され身柄を拘束されると、自分で示談の話し合いをすることはできません。そこで、弁護士に依頼して、被害者の方との話し合いを進めることには大きな意味があります。
不当な拘束からの解放
不当な身体拘束により取調べがなされている場合は、釈放を求めるなどして、できるだけ早期に拘束から解放されることが大切です。このためにも、弁護士の役割が重要です。
このように取調べの段階でも、本人やその家族・知人の方からの依頼を受けて、弁護士が被疑者本人のために活動することができます。
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