ご相談事例Case
夫が逮捕されたとの連絡がありました。詳しい事情も分からず、どうして良いか分かりません。まずは何をしたらよいですか?
まずは、弁護士に依頼して、弁護士が夫と面会するよう手配しましょう。弁護士は、家族の方が接見できない時間でも接見することができます。
早急に接見することが大切なのは、早い段階で事件の見通しや被疑者の権利を説明して、被疑者が後々の取調べで不利益を受けないようにするためです。弁護士は、逮捕後、できる限り早く勾留場所へ出向いて、被疑者と面会し、逮捕された事情をうかがった上で、刑事手続や処分の見込みを説明したり、取調べの中で注意すべきことをアドバイスしたりすることができます。
警察署での取調べの過程は、その後の事件の進行に、とても重要な意味を持っています。特に、取調べの中で話したことは取調調書として記録化され、これに被疑者が署名押印すると裁判上の証拠として採用されます。そのため、早く釈放されたいからと事実とは違うことまで認めてしまえば、後の裁判で不利になってしまうことさえあるのです。このような不利益を避けるためにも、一刻も早く弁護士が接見に行くことが大切です。
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