コラムColumn

福澤法律事務所20周年記念 弁護士による座談会(1)

2004年に設立してから20年がたちました。弁護士1名から始まった事務所ですが、増減を繰り返し、2025年1月現在は、9名の弁護士が所属する事務所となりました。

そこで、事務所の関係者にお配りする事務所通信を20周年記念号として作成し、福澤法律事務所開設20周年記念「20年を振り返って&これから」というタイトルで、ベテラン、中堅、若手の先生、司会の5人の弁護士で座談会を開催しました。

その様子を数回にわたって更新していきたいと思います。

 

~ 弁護士による座談会 20年を振り返って&これから ~

司会(平田)

それでは、福澤法律事務所開設20周年記念号の特集として、座談会を開催したいと思います。まずは、参加いただく弁護士に、自己紹介を兼ねて、20周年を迎えた感想などお伺いしたいと思います。

まず、福澤先生。独立開業されてから20年が経ちました。率直にどのようなお気持ちでしょうか。

 

福澤

一番は、あっという間だったなと思います。弁護士6年目でそれまで勤務していた法律事務所から独立して、小さなビルの1室で事務所を立ち上げました。弁護士1名、事務局1名、当時の仕事はクレサラの債務整理事件ばかりでした。厳しい競争の中で何とかここまで辿り着いたというのが正直な感想です。

 

司会(平田)

ありがとうございます。次に菅原先生。先生は、2012年に弊所に入所されましたので、12年間所属されていて、事務所では福澤先生を除くと一番のベテランです。この12年を振り返ってみていかがでしょうか?

 

菅原

12年目になりましたが、常に無我夢中だったこともあり、もうそんな  に経ったのかという実感です。私が入所してから、事務所の規模はとても大きく変わりましたし、私自身にも家族が増えたり、1年間海外で生活したりと大きなイベントもありました。振り返ると、そういった全てが今に繋がっていると感じます。

 

司会(平田)

では、大塚先生。先生は2017年に弊所に入所されており、8年を過ごされていますので、中堅どころといった感じでしょうか。入所されてからを振り返ってみて、どのようにお感じですか?

 

大塚

長かったようで、あっという間の8年間でした。日々、様々な分野の案件に取り組む中で、弁護士としての成長を実感しました。はじめの頃は、目の前にある一つ一つの問題に真摯に向き合うだけで精一杯でしたが、ここ数年は、依頼者の方にとっての最善が何かを強く意識して対応できるようになりました。

 

司会(平田)

では、最後に橋本先生。先生は2020年に入所され、弊所では若手のポジションです。とはいえ、すでに弁護士歴5年を迎えられていますが、事務所に入所し弁護士になってからの5年をどのようにお感じですか?

 

橋本

もう5年も経ったのかと驚く気持ちが正直なところです。弁護士としての仕事は日々新しい発見や挑戦の連続で、常に手一杯という感覚があります。ただ、そんな中でも諸先輩方に助けていただきながら、一つひとつの案件にしっかり向き合うことを大切にしています。また、自分が興味を持っている分野についても少しずつ知識を深めたり、実績を積んだりと、積極的に取り組むよう心がけています。

その2へ続きます

この記事を書いた人

東京弁護士会所属
福澤武文 Takefumi Fukuzawa
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