近況報告Recent report

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仁和寺(京都)を参拝しました。

先日、京都を訪れたときに、真言宗御室派の総本山であり、また世界遺産としても有名な仁和寺へ参拝しに行きました。仁和寺は京都市右京区に位置し、平安時代初期(888年)に第59代宇多天皇によって創建され、御室御所(おむろごしょ)という別名の通り皇室と縁が深く、明治期まで皇族が住職を務めたとても格式高い寺院です。私が訪れた日も世界中から多くの観光客が足を運びに来ていました。

広大な敷地を有する境内には五重塔や二王門など江戸時代に建立された建造物が並び、それぞれの建造物から深い歴史を感じることができます。その中でも、特に私が感動したのは、広い庭園に白砂や小石を使い水面や水の流れなどが表現されている「石庭(せきてい)」です。石庭といえば仁和寺のすぐ近くにある「龍安寺」が有名ですが、仁和寺の石庭もとても素敵でした。

ちなみに、石庭とよく似た意味を表すものとして「枯山水」という言葉があります。これは、水を使わないで石や砂利、草木などで自然を表現した庭園のことを示し、そこから石や苔だけを用いて自然を表現したものを「石庭」と表現されるそうです。枯山水の中のひとつのジャンルでもあるので、「砂庭式枯山水」とも呼ばれるみたいです。

皆さんも是非京都を訪れたときは、「石庭」をご覧になってください。

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