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ご相談事例Case

事業再生とは何ですか?

ここでは、事業再生について、スートリー仕立てで分かりやすく解説していきたいと思います。
経営者
私は小さな町工場で印刷業を営んでいます。
最近、受注件数が落ち込んできて、毎月の運転資金が苦しくなってきました。今のところ、私が個人的に借金をして当面の不足を補っていますが、長続きするとは思えません。どうしたらよいでしょうか?

弁護士
御社には、性能の高い印刷設備が整っていますので、顧客ニーズに対応できそうです。販路を拡大すれば、まだまだ事業は継続できそうですから、事業再生を試みましょう。

経営者
事業再生って何ですか?

弁護士
「事業再生」というのは、債権者に支払期限を延期してもらったり、返済額の一部を免除してもらったりして、資金に余裕を生み出し、その余裕のある間に、売上アップのための対策やリストラを行って、健全な経営を取り戻すことです。

経営者
借金の返済を猶予してもらうということですか?

弁護士
はい。しかし、返済の猶予は手段にすぎません。返済をしばらく猶予してもらっている間に、経営改善策を実行することが一番の目的です。
そのため、将来的な経営改善に道筋をつけられるような、合理的な再建計画を策定することこそ、事業再生の成功のかぎなのです。

経営者
では、合理的な再建計画を策定するには、どうすればいいのですか?

弁護士
まずは、財務状況や事業内容を査定して、会社の問題点を正確に把握することが大切です。そのためには、税理士や公認会計士などさまざまな分野の専門家の助けを得て、多角的に事業を見直すことが必要です。
そして、売上をアップさせるにはどうしたらよいか、今の業務で無駄な部分はないかなどの改善点を洗い出します。ときには、給料カットなどの厳しいリストラ策も必要です。
なによりも経営者の事業再生に向けた強い決意が問われるところです。

経営者
分かりました。従業員たちの生活のためにも、頑張ってみようと思います。
しかし、当社が身をけずる思いで努力して、本当に債権者は受け入れてくれるのでしょうか?不安です。

弁護士
そのお気持ちはよく分かります。
たしかに、合理的な再建計画を策定するだけでは十分ではありません。これをもとに、債務の減免に応じてもらえるよう、債権者との交渉を成功させなければならないのです。
次にその方法をご説明していきましょう。

→ 「事業再生の方法には、どのような種類がありますか」に続きます。

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